金融取引

金融取引で大事なことは、情報をしっかり仕入れることです。

タイミングによっては、相当な損失が計上されてしまい、ロスカットによって全てを失ってしまうこともあるからです。

金融取引では、色々な経済指標を確認することが大事になります。

経済指標の数字が悪いと、大幅に変動するようになってしまい、一気に下がり始めるような状態が生まれます。

円高になってしまうと、稼ぐことがかなり難しいので、その対策を進めておくことが大事です。

カバードワラントとは何でしょうか

カバードワラントという言葉を聞いたことはあるでしょうか。インターネットを通じて取引ができるネット証券が普通となった現在、カバードワラントを取り扱う会社も増え始めています。
カバードワラントの中身は、オプション取引の金融商品と何も変わりありません。簡単に言えば「買う」もしくは「売る」権利です。
大きな違いをあげるとすれば、カバードワラントとは、このようなオプションを証券化、つまり証券会社などの業者が発行して取引されるものであることです。

金融の話とは反れてしまいますが、農家から野菜が出荷され、消費者に渡るまでの過程をイメージするとわかりやすいかもしれません。
例えば出荷された野菜は、一旦卸売り市場に出され需要(買いたい)と供給(売りたい)のバランスによって値段が決まることになります。市場に買い付けに来る大手スーパーや小売店などが直接交渉して値段を決めます。
その後スーパーで包装や陳列が行われ消費者へと売られていくわけですが、ここでの値段設定はスーパーが独自に決定します。
さて、カバードワラントとはこの陳列された状態の野菜を意味しており、スーパーがカバードワラントを証券化して発行する証券会社という位置づけに例えられます。

ですから売られている元が違うというわけで中身は同じ、カバードワラントとはコール・オプションまたはプット・オプションそのものであり、証券化して発行する会社を通して取引するというものなのです。
コール型ワラントやプット型ワラントといった呼ばれ方に違いさえあれど、中身やその仕組み自体については同じものと考えて間違いはありません。
コール型は買う権利、プット型は売る権利、それぞれ特定された日時に特定の価格である物を取引できる権利を意味しています。

日本でも知名度の高いゴールドマン・サックス社では、「eワラント」の名前でカバードワラントの取り扱いを行っています。その他にも最近では取引可能な証券会社も増えています。


カバードワラントで取引するメリットは

選択数が多いバラエティに富んだ商品
カバードワラントで扱われている企業の株券オプション銘柄は200種類以上にも上り、コール型もプット型も取引ができます。株価指数の銘柄も用意されているため選択の幅が広がります。


直接取引とは違った安心感

通常のオプション取引は、市場において売り手と買い手の一対一で行われます。しかしカバードワラントの場合、会社が発行するものを会社を仲介して取引することになるため、相手のことを気にせずに自由に売買できます。
市場よりも取引可能な時間が長め
市場の取引時間をいつも気にしなくてはならないオプション取引に対して、カバードワラントなら発行している会社が営業している時間であればいつでも売買取引が可能です。取引時間が長いとそれだけチャンスも増えてくることになります。


カバードワラントで取引するデメリットは

会社が決める価格なので投資家には不利。
カバードワラントを発行する会社が独自に価格を決めることになるため、購入者となる投資家にとっては不利となってしまうのは避けられません。
会社側は通常、買値と売値のそれぞれを別々に設定しています。ワラントの売値はいつも買値よりも高く設定されています。
売りから入れない
カバードワラントは基本的に新規で売りを建てることはできません。この点はオプション取引と大きく違う点でしょう。カバードワラントをまずは買い、その後転売するという方法のみとなります。
ちなみに通常のオプション取引では、「売り」が利益につながることは多く勝率も高くなるためこれが出来ないというのは、売りから入る投資家にとって痛手かもしれません。


本当に大きなリターンが期待できるのか

相場が自分の予想通りに動くことになれば、投入した資金よりも数倍の額で利益を手に入れられるかもしれませんが、オプションの買いと同じように可能性は低くなるとも言えます。
また売りから入ることもできないので、買いの勝率は下がりますし、それを補填するための策を打ち出すこともできません。
ハイリターンが期待できると言いつつ、実は発行している会社側にはしっかり利益が入るような構図になっているというのもあながち間違いではありません。


カバードワラントという金融商品の価値

投資した金額が何倍何十倍と大きくなるかもしれない、但しそれを得る確率は高くないとすると、これに似たものがあります。
宝くじですね。質の高い宝くじを買ってみたと考えると悪くはないと思います。
この辺を踏まえて、試しに購入するのは良い機会であると言えます。

しかし、オプション取引に慣れていて十分経験もあり知識も持ち合わせている、という方ならカバードワラントで取引することはありません。
宝くじを発行している胴元に勝つようなことはほとんどないからです。それならばオプション取引にて直接自身が胴元となり、リスクを抑えながら売買を行う方がより納得のいく取引を実現できるでしょう。